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【先に結論】役職定年になったら評価は横並びで甘なる——と思てたら、ワシの場合は逆やった。ラインの管理職を外れた瞬間、「それなりの成果を出さんと、ええ評価はもらえん」立場に変わったんや。この記事では、評価する側もやっとった元部長が、①何を見て点をつけてたか ②ラインを外れると何が変わるか ③どこで折り合いをつけるか、を正直に書くで。
上司からそう告げられた瞬間。
自分の半年間の努力が、たった一文字のアルファベットで踏みにじられたような、なんとも言えん虚しさに包まれてへんか?
「あんなにやったのに。なんで評価されへんねん……」
「評価されない会社、もう疲れた。頑張るだけ無駄やな……」
そう思ってこの記事を開いたあんたに、まずはこれと言いたい。
あんたが疲れてるのは、あんたが「会社のため、誰かのため」に全力で走ってきた、誠実な人間やからや。
最初からサボってる奴は、評価なんか気にもせんし、疲れもしーへんからな。
今日は、部下を評価する側もやっとって、その後で評価される側に回ったワシ、なにわのT担当部長が、両方の椅子から見えた景色を正直に書くわ。
役職定年で評価は甘なる? いや、ワシの場合はむしろ厳しなった
世間の記事を読んでると、こう書いてある。
「役職定年後は給与が一律で下がり、その後の評価も横並びになる」
人事コンサルの記事はだいたいこの論調や。
制度としては、そういう会社もあるんやろな。
けど、ワシの実感は逆やった。
ラインの管理職は「回してるだけ」でも点がついてた
正直に言うで。
ラインの管理職っちゅうのは、日々の業務を遂行するマネジメントをしてるだけでも精一杯なところがある。
部下の面倒を見て、上に報告して、トラブルを収めて、会議に出て。
それを回してるだけで、自ずと評価される傾向にあったんや。
これは、ええとか悪いとかやのうて、そういう構造やったっちゅう話や。
ラインを外れた瞬間、成果一本で見られる
ところが、ラインから外れて役職定年になると、これが変わる。
必ず結果や成果を問われるようになる。
それなりの結果を出さんと、決してええ評価はもらえん。
守ってくれてた「マネジメントという役割」が無くなって、素の成果だけで測られる立場になるわけや。
肩書きが外れて、給料も下がって、そのうえ評価のハードルは上がる。
そら、しんどいわな。
給料のほうがどう変わるかは、こっちに書いてある。
▼役職定年で給料はいくら下がる?年収・評価・退職金の現実を元部長が解説
数字で見ても、ここでやる気が折れる人は多い
これ、ワシだけの話やないみたいでな。
リクルートマネジメントソリューションズの「ポストオフ経験に関する意識調査」では、部長・課長のポストオフ経験者のうち「一度はやる気が下がった」人が6割近くおる(「下がったまま」が4割前後、「一度下がって上がった」が2割前後)。
ほんで面白いんはここからや。
やる気が戻った人に理由を聞くと、上位が「仕事で成果があがった」(部長33.3%)と「会社や仕事に対する自分の考え方が変わった」(部長30.4%)やった(出典:リクルートマネジメントソリューションズ「ポストオフ経験に関する意識調査」)。
つまり、復活ルートは2本しかないっちゅうことやな。
成果を出すか、考え方を変えるか。
この記事の後半は、その2本の話や。
評価する側におったワシが、実際に見てたもんを白状するわ
ほんなら、評価する側は何を見てたんか。
これはもう、はっきり言えるわ。
期初に立てた目標に対して、期待を上回る成果になったかどうか。
それだけや。
「頑張った量」は、点数表に載ってへん
残業した時間。
気配り。
若手のフォロー。
しんどい調整を引き受けたこと。
ワシも、見てなかったわけやない。ありがたいとも思てた。
けど、点をつける紙に書く欄が無いんや。
これが残酷なところでな。
「頑張ってるのに評価されん」の正体は、たいてい頑張りの向き先が、期初の目標とズレてることなんや。
だから、期初がすべてやった
逆に言うとな。
期初に「今期はこれをここまでやります」と握れてる人間は、期末で揉めることがほとんど無かった。
握れてへん人間は、期末に「こんだけやったのに」と言う。
こっちは「聞いてへんがな」となる。
ここが噛み合わんまま、お互い不幸になるパターンをようけ見てきたわ。
もしあんたが今しんどいんやったら、期末で戦うより、次の期初で握り直すほうが100倍効くで。
ほんなら、どこで折り合いをつけるか
とはいえ、や。
50代後半にもなって、若い頃と同じテンションで成果を追いかけられるかっちゅうと、それはまた別の話やわな。
ワシ自身は、こう整理した。
「ラインの管理職やないんやから、それなりの成果を出さんと評価されへん。それはもう、そういうもんや」
納得したというより、認識した、が近い。
文句を言うても椅子は戻ってこんのやから、ルールが変わったことを先に飲み込んだほうが、こっちがラクなんや。
物差しが1本しかないと、しんどい
さっきの調査には、もう一つ面白い数字があってな。
ポストオフの前後で、仕事をしていくうえで重要と考えるものを聞くと、「自分が楽しめる、面白いと思える」を挙げる人が部長ポストオフで13.0%→30.7%と倍以上に増える。
逆に下がるんが「十分な賃金を得る」「所属組織に貢献する」やった。
これ、負け惜しみで価値観が変わるんやのうて、物差しを持ち替えた人から順に立て直してるってことやとワシは思てる。
会社の査定は、他人がつける点数や。
それを1本の物差しにしてる限り、こっちに主導権はない。
会社以外の場所に、もう1本置いとく
副業でも、趣味でも、地域の集まりでもええ。
会社以外で「ありがとう」と言われる場所を、小さくてええから作っとく。
「ま、ワシには別の主戦場もあるしな」と思えるだけで、査定の紙を受け取る時の心拍数がだいぶ変わるで。
年下の上司の下で消耗してるんやったら、こっちも読んでみてや。
▼役職定年で年下上司の下についたあんたへ。イラッとする正体は「聞かれへんかった」やった
どうしても納得いかん時は「移籍」もアリやで
ただし、これだけは分けて考えなアカン。
評価の低さが「不当な嫌がらせ」や、あからさまな「パワハラ」レベルやったら。
それはあんたが悪いんやのうて、その環境が腐ってるだけや。
- まず期初で握り直す: 目標が曖昧なまま走らされてるなら、そこを文書で詰める。ここが全ての起点や。
- 異動願いを出す: 職場が変われば上司も変わる。リセットするんも立派な生存戦略や。
- 転職という名の「市場評価」: 社内の評価は低くても、外の物差しで測ったら値段が違うこともある。
ただ、勢いで動くと年収でえらい目に遭うのが50代の転職や。
先に相場と手順だけ知っといたほうがええで。
▼役職定年後の転職で失敗しない!年収ダウンを防ぐための賢い選択とは?
まとめ:評価の物差しは変わった。あんたの誠実さは変わってへん
「評価されない」と悩んでるあんたは、これまで真面目に、一生懸命働いてきた証拠や。
その誠実さは、点数表に載らんだけで、無くなったわけやない。
- ラインを外れると、評価は甘なるどころか成果一本になる。ルールが変わったと先に認めてまえ。
- 評価する側が見てるのは「期初の目標を上回ったか」。期末で戦わず、期初で握れ。
- やる気が戻った人の理由は「成果が出た」か「考え方が変わった」。道は2本しかない。
- 会社以外にもう1本、物差しを置いとけ。
正直に言うで。現実は厳しい。
役職定年で椅子は戻ってこんし、評価のハードルはむしろ上がる。
でもな、ルールが分かってるゲームは、分からんゲームよりずっとマシや。
何を見られてるかが分かってるだけで、打ち手はある。
人生の後半戦、まだ続くで。
▼次の一歩はこっちや
・【保存版】役職定年で悩む50代サラリーマン必見!人生再設計の5つのステップ
・役職定年後の働き方|担当部長・閑職で消耗しない立ち回り方
よくある質問(役職定年後の評価FAQ)
Q1. 役職定年になったら、評価は横並びで甘くなるんちゃうん?
会社によるとしか言えん。制度として一律評価に寄せる会社もあるし、人事コンサルの記事はそっちを問題にしてることが多い。
ただワシの実感は逆で、ラインを外れた分だけ「成果そのもの」を見られるようになった。
自分の会社がどっちなんかは、評価制度の資料か、人事に直接聞くんが早いで。思い込みで走ると期末に痛い目を見る。
Q2. 頑張ってるのに評価されん。何がアカンのやろ?
たいていは能力やのうて、頑張りの向き先と期初の目標がズレてるだけや。
残業時間も気配りも、点数表に書く欄が無い。まず「今期は何をどこまでやったら評価されるんか」を上司と文字で合わせるところからやってみてや。
Q3. もうやる気が戻る気がせん。それでも大丈夫なん?
調査では、一度やる気が下がった人のうち2割前後は戻ってる。きっかけの上位は「仕事で成果があがった」「考え方が変わった」やった。
つまり小さくてええから成果を1個作るか、物差しを持ち替えるかや。どっちも今日から手をつけられる。
ただし、眠れん・食えんという状態が続いてるなら、それは根性の問題やない。早めに医療機関か社内の相談窓口へ行ってや。
人生の後半戦、他人の物差しだけに振り回されてる暇はないで。
お互い自分の道を胸張って歩こうな!