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【先に結論】40代で仕事がつまらんのは、能力が落ちたからやない。先が読めるようになった証拠や。ただし——ワシの場合、しんどさの正体は仕事の中身やのうて「社内政治」と「マウント」やった。そして抜け出せたんは、根性でも転職でもない。根回しと調整をして、自分から手を挙げたからや。この記事では、40代のつまらなさの正体と、動く時の順番を書くで。
パソコンの前で、ため息が出る。
仕事はできる。回せる。困ってもない。
けど、面白ない。
「20代の頃はあんなに必死やったのに、なんで今こんなに何も感じひんのやろ」
そう思ってこの記事を開いたあんたに、まず言うとくわ。
それは能力が落ちたからやない。
むしろ逆で、いろんなことが見えるようになってしもただけや。
なんであんなに輝いてた仕事が「ゴミ」に見えんのか
一般論として、40代の「つまらない」はだいたいこの3つが重なって起きる。
① 業務のマンネリ化と「天井の見える化」
仕事の型が身についた分、驚きがなくなる。
おまけに、社内で自分がどこまで行けるかも、うっすら見えてくる。
成長の実感が消えると、人は途端に退屈するもんや。
② ミッドライフ・クライシス(中年の危機)
残りの時間を意識し始める年頃でもある。
「この働き方をあと20年続けるんか?」という問いが、勝手に頭に浮かんでくる。
これは病気やのうて、ようある通過点や。
③ プレッシャーとマンパワーの板挟み
上からは数字を求められ、下は思ったように動かん。
自分の手も動かさなアカン。
そら、面白がる余白なんて残らんわな。
数字で見ても、40代がいちばん重い
これ、気のせいやないで。
厚生労働省の「労働安全衛生調査(実態調査)」(令和6年)では、40〜49歳で仕事に強い不安・悩み・ストレスを感じてる人が73.0%。全体の68.3%より高く、全年代でも最も高い部類や。
しかも40代のストレス内容の1位は「仕事の量」で50.6%。これは全年代の中でいちばん高い(出典:厚生労働省「令和6年 労働安全衛生調査(実態調査)」個人調査)。
つまり40代は量がいちばん重い世代や。
その状態で「やりがい」まで求められたら、そら苦しいわな。
ワシの場合、つまらなさの正体は「仕事の中身」やなかった
ここからはワシの話や。
さっきの吹き出しで書いたとおり、先が読めること自体は、そんなに苦痛やなかった。
ワシがしんどかったんは、この2つや。
① つまらん社内政治で、毎日消耗してた
「その仕事を、どこの誰がやるのか」
これでしょうもない争いばっかりしてた。
仕事そのものの中身の議論やない。
前に進むための話し合いやのうて、陣地の話。
あれで、ほんまに疲弊した。
仕事が面白ないんやのうて、仕事の周りにあるもんに体力を全部持っていかれてたんやな。
② アカデミックな人らからのマウント
もうひとつがこれや。
論文とか学会とか、そういうところに出入りしてる人たちがおる。
その人らから、マウントを取られることがようあった。
現場でどれだけ回してようが、そこでは通じひん物差しがある。
こっちは中身の話をしてるつもりなのに、いつの間にか「どっちが上か」の話にすり替わってる。
ほんで、あんたにも聞きたい
だからな、まず切り分けてほしいんや。
つまらんのは「仕事の中身」か。それとも「仕事の周りにあるもん」か。
ここを混同したまま「もう転職や」と動くと、次の職場でも同じ壁に当たる。
中身がつまらんのなら、やることを変える。
周りがしんどいんなら、場所を変える。
打ち手がまるで違うんやから、まずここを見極めてや。
抜け出したんは、根回しと調整と、手を挙げたことやった
ほんならワシがどうやってそこから出たか。
きれいな話やないで。
それだけや。
いちばん嫌いやったもんで、脱出した
我ながら皮肉な話やと思う。
いちばん嫌いやった「社内政治」の技を使って、その社内政治から抜けたんやからな。
でもこれ、大事なことを含んでると思うんや。
根回しも調整も、それ自体は悪もんやない。
誰かを蹴落とすために使うから汚いだけで、自分の居場所を変えるために使うんやったら、ただの手続きや。
「手を挙げた」がいちばん効いた
順番でいうと、最後の「手を挙げた」がいちばん大きい。
黙ってても、誰もあんたのモヤモヤに気づいてくれへん。
異動の公募でも、上司との面談でも、社内の別部署の人との雑談でもええ。
「こっちをやりたい」と口に出した人間のところにだけ、話は回ってくる。
ただし、順番を間違えたらアカン
いきなり「異動させてください」と叫んでもうまくいかん。
ワシがやったんは、この順番や。
- 根回し: 先に「行きたい先」の人と話しておく。空きがあるか、何ができる人を欲しがってるかを掴む。
- 調整: 今の部署が困らん形を作る。抜けた穴をどうするかまでこっちで用意しとく。
- 手を挙げる: そのうえで、正式に希望を出す。
要するに、相手が「うん」と言いやすい状態を先に作ってから言う。
これは40代の武器やと思うで。20代にはできん動き方や。
すぐには動かれへん時に、先にやっとくこと
とはいえ、住宅ローンも教育費もある。
すぐ動ける人ばっかりやない。
そういう時は、この3つを先にやっといたらええ。
① モヤモヤを言葉にする
「つまらない」で止めんと、もう一段掘る。
中身か。人か。政治か。評価か。時間か。
紙でもスマホのメモでもええから書き出す。
正体が分からんもんには、打ち手が作れん。
② 小さく実験する
いきなり転職せんでええ。
社内公募に応募してみる。別部署の人と昼飯を食う。社外の勉強会にひとつ出てみる。
「他所の物差し」に触れると、自分の値段がだいたい分かってくるで。
③ 生活費と、その先の設計を見ておく
40代は住宅ローンと教育費がいちばん重なる時期でもある。
動ける幅は、だいたいここで決まってまう。
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ほんで、自分ひとりで整理しきれん時は、第三者と話してみるんも手やで。
まとめ:40代のつまらなさは、次の場所を探しにいくサインや
40代で仕事がつまらんのは、あんたが怠けてるからやない。
見えるようになったからや。
- 40代は「仕事の量」が全年代でいちばん重い世代(50.6%)。しんどくて当たり前や。
- まず切り分けろ。つまらんのは「仕事の中身」か「仕事の周りにあるもん」か。
- 場所を変えるなら、根回し→調整→手を挙げる、の順番で。
- 黙ってたら「満足してる」と処理される。口に出した人間にだけ話は回る。
正直に言うで。現実は厳しい。
40代で動くにも、ローンも家族もあって、身軽やない。
ワシも、この先に役職定年っちゅうもんが待ってた。そこでまた別の景色を見ることになる。
でもな、あの時ワシが手を挙げてなかったら、今もあの部署で陣地の取り合いをしてたはずや。
40代のモヤモヤは、放っといたら10年そのままになる。
人生の後半戦、まだ続くで。
▼この先に何が待ってるかも、先に知っといたらええ
・40代で役職なしは普通なんか?割合とリアルを知って「このままでええか」判断しよか
・役職定年は正直きつい|みじめ・やる気出ない・居場所ないと感じた元部長の本音
・【保存版】役職定年で悩む50代サラリーマン必見!人生再設計の5つのステップ
よくある質問(40代の「仕事がつまらない」FAQ)
Q1. 仕事がつまらんだけで、転職してもええん?
その前に切り分けてや。中身がつまらんのか、人間関係や社内政治がしんどいのか。
後者やったら、転職せんでも部署を変えるだけで解決することがある。ワシがそうやった。会社を辞めるんはコストが大きいから、まず社内で場所を変える手を試すほうが安上がりやで。
Q2. 異動を希望したら、評価に響かへん?
「今が不満です」だけを伝えると、そう受け取られる危険はある。
だから順番が要る。行き先の状況を先に掴んで、今の部署が困らん形まで作ってから出す。不満やのうて提案の形にすると、話がだいぶ通りやすくなるで。
Q3. 動く気力すら湧かへん時は?
それはもう「つまらない」やのうて、消耗しきってる可能性がある。
眠れん、食えん、休日も回復せんという状態が続いてるなら、キャリアの話より先に体や。早めに医療機関か社内の相談窓口に行ってや。判断は、回復してからで間に合う。
人生の後半戦、つまらん陣地の取り合いに時間を使うのはもったいないで。
お互い、自分の居場所は自分で動かしていこや!