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【先に結論】63歳で仕事を辞めるのは、決して無謀でも甘えでもない。我慢して体を壊すくらいなら、サッと辞めて逃げ切るほうが100倍賢い。
年金受給(65歳)までの「残り2年間」は、定年退職後の失業保険(最長150日・給付制限なし)、年金の繰り上げ受給、固定費の徹底的なスリム化を組み合わせれば十分に生活防衛できる。
そもそも再雇用の嘱託社員は1年契約なんやから、「いつ辞めてもええ権利」をあんたは持っとるんやで。
60歳で定年を迎えて、「年金が出る65歳までは何とか働かなアカン」と再雇用の嘱託社員になった。
せやけど、フタを開けてみたら給料は半分以下。
それやのに、仕事の責任もプレッシャーも現役時代とちっとも変わらん。
年下の管理職からアゴで使われ、かつて育てた部下からは腫れ物のように扱われる。
「あと2年も、こんな屈辱に耐えなあかんのか…」
そう思って布団の中でため息をついてるあんたに、元部長のワシからハッキリ言わせてもらうわ。
もう十分や!あんたはもう、義理も義理も果たし尽くした!
今日は、定年後に嘱託社員として働く先輩方を職場で何人も見てきたワシ、なにわのT担当部長が、「63歳で仕事を辞めても生活できる現実的なマネープラン」と「ストレスゼロで逃げ切る大人の処世術」を、本音で全部ぶっちゃけるわ。
63歳で仕事を辞めたいのは当たり前!再雇用シニアを襲う職場のリアル
ネットの一般的なFP記事なんかを見ると、「65歳まで我慢して働きましょう」なんて能天気なことが書いてある。
せやけど、現場の過酷さを1ミリも知らん机上の空論や。
現場で何が起きてるか、元部長の視点からぶっちゃけてみようか。
給料は激減したのに、現役時代と同じ重い仕事を振られる理不尽
ワシの部署にも、再雇用で嘱託社員として働いてくれとる大先輩が何人もおる。
せやけど職場の現実を見とると、周りのメンバーがつい「嘱託になる前と同じ感覚」で重たい仕事を指示したり、無理なオーダーを出してまうことがめちゃくちゃ多いんや。
ここは本来、管理職側が一番神経を使って気にかけなアカンところやねん。
現役時代に比べて給料はガクンと減っとる状態なんやから、これまでと同じようなしんどい依頼なんか出せるわけがないやろ。
せやのに、周囲の若い連中にはその給料格差のシビアさがピンときてへんから、悪気もなく昔と同じように扱いよるんや。
周りの若い連中からすれば、あんたは「何でも知ってるベテラン社員」のままに見えてまうんやな。
せやから、重たい案件や面倒なトラブル対応を、悪気なくそのまま振ってくる。
「給料は半分やのに、なんで現役と同じ熱量で働かなアカンねん!」
そう叫びたくなるのは、当たり前すぎる話やで。
再雇用組に与えられる肩書きのリアルや社内での立ち位置については、前にもシニアアドバイザーとは?役職定年後の役割と実態を元部長が解説で書いたけど、会社側の都合のええ扱いに付き合い続ける必要なんてないんや。
1年契約なんやから、いつ辞めたって誰にも文句は言わせん
もうひとつ、管理職の目線から大事なことを教えとくわ。
嘱託社員はだいたい「1年ごとの契約更新」やろ。
いつ「今年度で辞めます」と言われるか分からんのが当たり前の雇用形態なんやから、管理職側も「その人がおらんと部署が回らん」なんて無責任な状態を作ったらアカンねん。
最初から「いつ辞められても回る仕組み」にしておくのが会社の義務であって、あんたが義理立てして責任を背負い込む必要なんて1ミリもないんやで。
会社側も管理職も、頭の中では「嘱託さんはいつ辞めるか分からん」と最初から覚悟しとるんや。
「ワシが今辞めたら、現場が回らんようになって迷惑をかけるんちゃうか…」
そんな優しい心配は、一切無用やで。
嘱託社員がおらんくなっても回るように仕組みを作るのは、会社の経営陣と現役管理職の仕事や。
あんたが背負う義理なんて、1ミリもないんやからな。
体力と気力の限界。「健康寿命」のタイムリミットへの恐怖
63歳という年齢は、人生の中でめちゃくちゃ重要な分岐点や。
日本人の平均寿命は80歳を超えてるけど、元気に自分の足で歩いて旅行や趣味を楽しめる「健康寿命」は、男性でだいたい72歳前後と言われとる。
つまり、63歳のあんたに残された「元気な自由時間」は、あと10年も残ってへんのや。
年金をもらうためのたった2年間のために、貴重な体力と気力をすり減らして、うつ病になったり大病を患ったりしたらどうする?
退職した瞬間に脳梗塞で倒れて、老後を病院のベッドで過ごすことになったら、一体何のために40年以上も働いてきたんか分からんようになるで。
健康を犠牲にしてまでしがみつく価値のある会社なんて、この世に存在せえへんわ。
年金がもらえる65歳まであと2年!63歳で辞めても生活できるのか?
「辞めたいのは山々やけど、あと2年間の生活費はどうすんねん!」
ここが一番の不安の種やろな。
せやけど、安心してええ。国が用意しとる制度と退職金を組み合わせれば、63歳からの2年間なんて余裕で逃げ切れるで。
「定年退職後の失業保険」は自己都合でも給付制限なし!最長150日もらえる
まず絶対に使うべきなのが、ハローワークの「雇用保険(基本手当)」や。
普通、自己都合で退職すると2ヶ月〜3ヶ月の「給付制限(待機期間)」があってすぐにお金がもらえん。
せやけど、60歳以上の定年再雇用の契約満了や、体調不良を理由とする退職なら、「特定理由離職者」や「高年齢受給資格者」として認められるケースが多い。
そうすると、待機期間の7日間を過ぎれば、すぐに失業保険が振り込まれるんや。
60代前半で長年勤めてきた人なら、最大で150日分(約5ヶ月分)、月額にして15万〜18万円程度の手当てが非課税で支給される。
これだけで、辞めてからの半年近くはほぼノーダメージで暮らしていけるんやで。
年金の「繰り上げ受給」はありか?減額率と健康寿命の損得勘定
次に検討したいのが、年金の「繰り上げ受給」や。
年金は原則65歳からの受給やけど、希望すれば60歳から前倒しでもらうことができる。
もちろん、1ヶ月早めるごとに「0.4%」減額されるから、63歳0ヶ月で受給を始めると、本来の受給額より「9.6%」カットされることになる。
「生涯もらえる年金が減るから損や!」と脅すFPも多いけど、ワシはそうは思わん。
- 65歳まで我慢してボロボロになって、70歳で倒れてしまう人生
- 63歳から多少減額されても、元気なうちに自由な時間を満喫する人生
どっちが幸せかなんて、火を見るより明らかやろ。
減額率の9.6%なんて、月額にしたら1万〜2万円程度の差や。
元気な「今」使えるお金と時間のほうが、75歳や80歳になってからもらうお金より、何倍も価値があると思わへんか?
退職金の残りと「固定費削減」で2年間の赤字を埋める計算
仮に夫婦2人の生活費が月25万円やとする。
失業保険が切れた後の1年半、月20万円の年金を繰り上げ受給したとしたら、毎月の不足額はたったの5万円や。
5万円 × 18ヶ月 = 90万円。
たった90万円の貯金を取り崩すだけで、年金満額の65歳まで完全に逃げ切れる計算になる。
さらに、車を手放す、スマホを格安SIMにする、不要な保険を解約するなど、生活費を月20万円までスリム化できれば、貯金の取り崩しすらゼロにできるんや。
「あと2年」というのは、人生全体で見ればほんの短い助走期間に過ぎんで。
元部長が教える!63歳からストレスゼロで逃げ切る「大人の生活防衛術」
お金の計算がついたら、あとはどうやって心穏やかにフェードアウトしていくかや。
元部長として、大人の賢い逃げ切り方を3つ伝授するわ。
防衛術①:フルタイムをやめて「週2〜3日の緩い仕事」にシフトする
完全に無職になるのが不安なら、責任の一切ない「緩いアルバイト」を週に2日か3日だけやればええ。
近所のマンションの管理人、シルバー人材センターの軽作業、清掃や警備など、探せばシニア向けの仕事はいくらでもある。
月5万〜8万円程度稼ぐだけでええんや。
それだけで毎日の食費とお小遣いは十分にまかなえる。
何より、「上司の顔色を伺わんでええ」「定時になったら誰とも喋らず帰れる」という身軽さは、嘱託社員の地獄とは天と地ほどの差があるで。
防衛術②:会社以外の「居場所」を街の中に作っておく
会社を辞めた後、急にやることがなくなって家に引きこもってしまうのが一番危ない。
定時ダッシュして、図書館に通う、カフェの常連になる、市民プールで泳ぐなど、街の中に「自分の個室」を作っておくんや。
定年後の時間の使い方や居場所作りについては、前にも定時後に「帰る場所」がない。これ、実はおっさんの深刻な病やねん。街全体を自分の「個室」に変える方法で詳しく書いたけど、会社の外に自分の居場所を確保しておくことが、退職後のメンタルを支える最強の防波堤になるで。
また、会社の肩書きを脱いだ後の人間関係の作り方については、会社名刺を脱いだら「誰でもないおじさん」になったあんたへ。50代からの「緩い繋がり」の作り方も合わせて読んでみてや。
防衛術③:「何もしない贅沢」を自分に許してやるマインドセット
長年真面目に働いてきたシニアほど、「朝起きて仕事に行かない自分」に強烈な罪悪感を感じてしまう。
せやけどな、あんたはもう半世紀近くも社会のために働き続けてきたんや。
一日のスケジュールが白紙でもええ。
昼まで寝て、天気のええ午後に散歩して、夕方に缶ビールをプシュッと開ける。
それだけで、あんたの毎日は100点満点や。
退職後の空白の時間の愛し方については、定年になった瞬間、何もすることなくなって茫然としてるあんたへ。「空白の地獄」を「最高の贅沢」に変える処世術でも詳しく語った通り、何もしない時間こそが人生で最高の贅沢なんやで。
会社とモメずに綺麗さっぱり辞めるための退職手順
では具体的に、どうやって会社に退職を切り出せば角が立たんか。
スマートな脱出手順を教えるわ。
「体調不安」と「家族の事情」を理由にすれば引き留められない
一番無難で、会社側が絶対に引き留められない理由は「体調」と「家庭の事情」や。
「最近、持病の数値が悪化して、医者からも一度仕事をセーブするよう強く言われまして…」
「高齢の親の通院サポート(あるいは妻の体調不良)が必要になりまして…」
こう言われたら、どんな上司でも「無理して残れ」とは絶対に言えん。
会社の不満や人間関係の愚痴は一切口にせず、「本当は続けたいのですが、やむを得ず…」というポーズを取るのが大人のスマートな去り際やで。
残った有給休暇を全消化して、実質1〜2ヶ月早くリタイアする
退職日を決める前に、必ず自分の「有休残日数」を人事ポータルで確認せよ。
20日〜40日近く有給が残ってるシニアがめちゃくちゃ多い。
例えば有休が40日残ってたら、2ヶ月間まるまる会社に行かんでも給料が満額振り込まれる。
3月末退職の予定なら、1月いっぱいで実質的な出社を終えて、2月と3月はずっと「有休消化という名の有給バカンス」を満喫できるんや。
有休は労働者の正当な権利やから、1日たりとも捨てずに使い切りなはれ。
契約期間満了のタイミングを狙えば円満退社できる
嘱託社員の最大のメリットは「1年ごとの契約更新」や。
契約更新の2〜3ヶ月前になると、人事や上司から「来年度の更新はどうしますか?」と意向確認の面談があるはずや。
その場で「体調のこともあり、今回の契約満了をもってお引き受けしないことに決めました」とサラッと伝えるだけでええ。
契約満了による退職なら、会社都合に近い扱いになって失業保険の手続きもスムーズに進む。
お互いに遺恨を残さず、綺麗さっぱり卒業できる最高のタイミングやで。
63歳の退職と再雇用に関するよくある質問(FAQ)
ここで、63歳前後で退職を考えている読者から、ワシのところによく届く相談にまとめて答えておくわ。
Q1: 63歳で辞めたら、退職金や加給年金はどうなる?
A: 60歳の定年時に退職金を受け取っていれば影響なし。加給年金は65歳以降の受給要件を確認すべし。
多くの会社では、60歳の定年退職の時点で退職金は一括清算されとる。
再雇用期間中に積立がある会社でも、働いた年数分はきっちり精算されるから心配いらん。
また、年下の妻がいる場合にもらえる「加給年金」は、本人が「厚生年金に20年以上加入していて、65歳になった時」から支給されるもんや。
63歳で辞めても、過去の加入期間が20年以上あれば、65歳になった時点で要件を満たすから安心してええで。
Q2: 再雇用の契約期間の途中で辞めても損害賠償などを請求されない?
A: 損害賠償なんて絶対に請求されへん。民法でも1年を超える契約ならいつでも退職可能や。
「契約期間の途中で辞めたら会社に迷惑がかかって訴えられるんちゃうか」と怯える真面目な人がおるけど、100%あり得ん。
労働基準法や民法でも、やむを得ない事由(体調不良など)があれば即日退職できるし、そもそも1年以上の有期契約なら1年経過後はいつでも退職できると法律で決まっとる。
会社の脅しや引き留めにビビる必要は一切ないで。
Q3: 辞めた後の健康保険はどうするのが一番安上がり?(任意継続 vs 国保)
A: 退職後1年目は「会社の健康保険の任意継続」のほうが安くなるケースが多い!
国民健康保険料は「前年の所得」を基準に計算される。
現役時代(再雇用でも)の給料をベースに計算されると、退職直後の国保の保険料は目玉が飛び出るほど高額になることがあるんや。
一方で、会社の健保の「任意継続」なら、保険料に上限が定められとる。
退職前に会社の健保組合に「任意継続した場合の保険料」を試算してもらい、市区町村の国保窓口で聞く保険料と比較して、安いほうを選ぶのが鉄則やで。
まとめ:63年間生き抜いたあんたの人生、ここからは「自由時間」や!
昭和、平成、令和と、日本の激動の時代を駆け抜けてきたあんた。
バブル崩壊も、リーマンショックも乗り越えて、家族を養い、社会を支えてきた。
その誇り高き大先輩が、63歳にもなって職場でペコペコ頭を下げて、理不尽に耐え続ける義理なんて、どこを探したってあるわけがない。
年金までのたった2年間のために、あんたの命や笑顔を差し出すのは、もう終わりにしようや。
会社という名の重たいリュックサックを降ろしてみ。
背中がフッと軽くなって、どこまでも歩いていけそうな青空が広がっとるはずや。
これからの人生は、誰のためでもない、あんた自身が楽しむためのボーナスステージやで!
お互い、肩の力を抜いて、これからの自由な人生をめいっぱい遊び尽くそうや!