役職定年になって、
気持ちのしんどさの次に、
必ず頭をよぎるのがこれやと思う。
「で、結局…給料って、どれくらい下がるん?」
ワシもな、
役職定年を言い渡された日の夜、
真っ先にこれ考えた。
気持ちの問題もある。
プライドの問題もある。
せやけど正直、
一番現実に効いてくるのは、
お金の話や。
給料はどれくらい下がるんか。
年収ベースでは、どれくらい減るんか。
退職金や評価は、どう扱われるんか。
ネット見たらな、
「会社による」「ケースバイケース」
そんな話ばっかり出てくる。
この記事では、
30年以上JTCで働いて、
実際に役職定年を経験したワシが、
- 給料がどう変わったか
- 年収ベースで何が起きたか
- 評価制度のリアルな扱い
- 退職金との関係
このへんを、
きれい事なし・数字ベース・現実目線でまとめていく。
不安を煽る気はない。
でも、誤魔化す気もない。
「役職定年って、金の面ではこういう制度や」
それを一回、ちゃんと腹落ちさせるための記事や。
役職定年で給料はどれくらい下がるのか
まず一番気になるところからいこか。
役職定年で、給料は実際どれくらい下がるんか。
結論から言うと、
「会社による」んは事実やけど、
まったく予想できへんわけちゃう。
多くのJTC(日本の大企業)では、
役職定年になると同時に、
- 役職手当が外れる
- 等級が一段階、もしくは二段階下がる
この2つが同時に起こる。
ワシの場合やと、
部長職から担当部長になったタイミングで、
月の給料ベースで、
ざっくり7〜8万円ほど下がった。
ここで大事なんは、
「給料が下がる=生活できへん」
ではない、ってことや。
ただな、
精神的なダメージは、
金額以上に効く。
今まで当たり前にもらってた額から、
毎月ごっそり減る。
これがな、
ボディブローみたいに効いてくる。
しかも多くの場合、
給料が下がる理由について、
丁寧な説明はされへん。
「制度なので」
「決まりなので」
この一言で終わる。
せやから余計に、
納得しきれんまま受け止めることになるんや。
次は、
この「月給ダウン」が積み重なって、
年収ベースでどうなるのかを見ていこ。
年収ベースで見ると、どれくらい減るのか
月の給料が下がると、
次に気になるのがこれやと思う。
「で、年収やと結局いくら減るん?」
これな、
ワシも一番ビビったところや。
月に7〜8万円下がるってことは、
単純計算でも、
年間で80万〜100万円前後、
収入が減る
ってことになる。
しかもや。
多くの会社では、
役職定年になると、
- 賞与の算定基準が変わる
- 評価ランクの上限が決まる
この2つもセットで起こる。
つまりな、
月給が下がるだけやなく、
ボーナスも伸びにくくなる
これが、
年収ベースで効いてくる。
それまで年収1,000万円前後あった人が、
役職定年後は、
800万円台、
会社によっては700万円台
まで下がることも、
珍しくない。
ここで大事なんは、
「贅沢ができへん」という話やない。
子どもの教育費、
住宅ローン、
老後資金。
これまでの前提で組んでた人生設計が、
静かにズレ始める
この感覚がな、
あとからじわっと効いてくる。
せやから次は、
「評価制度」がどう変わるかを見ていこ。
給料や年収が下がる背景には、
必ず評価の仕組みがあるからや。
役職定年後、評価制度はどう扱われるのか
給料や年収が下がる話をすると、
よう聞かれるのがこれや。
「評価が下がったから、給料も下がったん?」
結論から言うと、
必ずしもそうやない。
役職定年後に起きてるのは、
評価が下がったというより、
評価の土俵が変わった、という話や。
多くのJTCでは、
役職ごとに評価レンジが決まっとる。
- 部長クラスは、評価の上限が高い
- 担当部長・非管理職は、評価の天井が低い
つまりな、
どれだけ真面目に働いても、
「これ以上は上がらへん」
評価の上限が、あらかじめ決められてる
こういう状態になる。
これ、
評価が「悪い」わけちゃう。
評価シート上では、
ちゃんと「標準以上」になっとることも多い。
それでも給料に反映されにくいのは、
役割としての期待値が違うからや。
会社側の本音を言うと、
「役職定年後は、
大きな成果を求めてへん」
ここに尽きる。
トラブル起こさんこと。
若手を支えること。
組織を安定させること。
そういう役割を、
静かに果たしてくれたらええ。
せやからな、
評価制度はあるけど、
昇給・昇格につながる評価やなく、
「現状維持」を前提にした評価
に変わる。
次は、
この評価制度とセットで語られることが多い、
退職金との関係を見ていこ。
役職定年と退職金の関係はどうなるのか
給料や年収の話の次に、
必ず出てくるのがこれや。
「役職定年になると、退職金も減るん?」
これな、
まだ働いてる身からすると、
一番モヤっとするところやと思う。
先に正直に言うとくな。
ワシはまだ在職中やから、
最終的な退職金の金額は、
確定では分かってへん。
せやけどな、
制度を見れば、
「どう影響しそうか」は、ある程度見えてくる。
多くの会社の退職金は、
- 最終等級
- 在籍年数
- 役職・ポスト
この3つを元に、
計算される仕組みになっとる。
役職定年で等級が一段階下がると、
その等級のまま定年まで過ごす可能性が高い。
つまりな、
「本来なら、
その等級で積み上がるはずやった期間」が、
短くなる可能性がある
この点が、
退職金に影響しうるポイントや。
ただな、
ここで一つ、はっきり言えることもある。
役職定年になったからといって、
それまで積み上げた退職金が、
ごっそり削られるわけやない
在籍年数や基本部分は、
きちんと守られる設計になっとる会社がほとんどや。
せやから、
必要以上に不安になる必要はない。
ただし、
給料・年収・評価と同じで、
「これまで思い描いてた想定」から、
多少ズレる可能性はある
この現実は、
ちゃんと知った上で、
この先を考えたほうがええ。
次は最後に、
ここまでの話をまとめて、
どう受け止めたらええかを整理するで。
役職定年の給料・年収・評価を、どう受け止めたらええか
ここまで、
役職定年後のお金まわりについて、
現実的な話をしてきた。
正直な感想としてはな、
「思ってたより下がる」
「でも、生活が即破綻するわけでもない」
この中間やと思う。
給料は下がる。
年収も減る。
評価の天井も低くなる。
せやけどな、
これまで積み上げてきたもんが、
全部否定されるわけちゃう。
役職定年ってな、
お金の話と気持ちの話が、
一緒くたになりやすい。
「給料が下がった」
=「負けた」
=「もう価値がない」
こうやって、
頭の中で勝手につながってまう。
せやけど、
一回切り分けて考えてみてほしい。
お金は制度の話。
評価は役割の話。
人生の価値とは、別物や。
ここを分けて考えられるようになると、
役職定年後の見え方は、
だいぶ変わってくる。
今はな、
無理に前向きにならんでええ。
ただ、
現実をちゃんと知った上で、
次を考える。
それだけで十分や。
もし今、
役職定年そのものが精神的にしんどいなら、
気持ちの話をまとめたこの記事も参考になると思う👇
役職定年は正直きつい|みじめ・やる気出ない・居場所ないと感じた元部長の本音
お金の現実を知ることは、
諦めるためやなく、
納得して次に進むためや。
焦らんでええ。
自分のペースで考えたらええ。