会議が終わったあと、同僚からそんなふうに釘を刺されて、心の中で
「え、そんなつもりないねんけど」
って立ち尽くしてへんか?
自分はただ、事実を言うて、効率的なやり方を提案しただけ。
嘘も言うてへんし、間違ったことも言うてへん。
それやのに、周りはどん引き。
部下は顔色を伺って、ガタガタ震えてる。
「言い方がきつい自分、もう直したい」
そう思ってこの記事を開いたあんたは、本当は仕事に対して人一倍責任感があって、妥協を許せんプロフェッショナルなんや。
だから、その熱意自体は宝もんや。
ただ、その「熱さ」の伝え方をちょっと間違えてるだけやねん。
今日は、かつて「歩くカミソリ」と呼ばれて恐れられ、部下から嫌われ抜いた俺、なにわのT担当部長が、正論のナイフを抜かんと、心に届く言葉の「鞘」の作り方を教えたるわ。
自分は普通に言うてるつもりやのに、なんで「きつい」って言われるんやろ?
自分では1ミリも「攻撃したろ」なんて思てへんのに、なんで相手は傷つくんやろか。
「共感力の欠如が〜」とか難しい言葉使うとうまく書けへんけど、俺流に言うたら、原因はこの3つやな。
結論から言いすぎて「導入」が抜けてる
仕事がデキるあんたは、無意識に「最短距離」で答えを出そうとしてまう。
「それ、アカンわ」
「やり直しや」
事実としては正解かもしれんけど、それを受け取る側には「クッション」がないから、衝撃がそのまんま突き刺さるんや。
交通事故の衝撃吸収材がない車みたいなもんやな。
「正論の暴力」で逃げ場をなくしてる
間違ったことを言うてへん時ほど、人間は残酷になれる。
「ルール通りやない」
「常識的に考えておかしい」
100%正しいことを、100%の力でぶつける。
相手が「すみません」って言うしかない状態まで追い詰めることが、どれだけハラスメントに近いか。
俺も後になって気づいたんや。
脳みそが「戦闘モード」のままや
特に忙しくて余裕がない時やな。
早く終わらせたい…
ミスを指摘せなアカン…
そういう焦燥感が、声のトーンや表情を険しくさせる。
あんたは単に「情報を伝達してる」つもりでも、相手はあんたの「殺気」を受け取ってるのが現状やねん。
おっさんの「正論」は凶器や。相手の心に穴開けてへんか?
ここで一つ、恐ろしい話をさせてもらう。
俺ら50代前後のオッサンが言う「正論」は、若い世代からしたら「重火器」と同じやねん。
- 声がデカい、低い: それだけで圧迫感がある。
- 表情が動かん: 何を考えてるかわからんから怖い。
- 言葉遣いが古い: 「気合が足りん」とか言われた瞬間、相手の耳はシャットアウトされる。
自分では「親身になって忠告したった」と思ってても、相手の心にはボコボコに穴が開いてるかもしれん。
特に今の世代の子らは、「正しさ」よりも「納得感」や「安全性」を重視する。
これ、寂しすぎるやろ?
T担当部長流・言葉のトゲを抜く「言い換え」の魔法
「よし、鞘が必要なのはわかった。でも、間違いは間違いって言わなアカンやろ。どうしたらええねん!」
① 「クッション言葉」という名の緩衝材を挟む
いきなり本件に入るんをやめるんや。
1秒だけ呼吸を置いて、余計な言葉(クッション)を挟むことや。
- 「言いにくいんやけど」
- 「自分の勘違いやったら堪忍な」
- 「あんたが頑張っとるんはわかってるんやけど、」
この一言があるだけで、次にくる厳しい言葉のスピードが落ちて、相手が受け止めやすくなる。
これ、魔法の言葉やで。
② 「Why(なぜ)」を「How(どうする)」に変換する
「なんでこんなことしたん?」
という詰め方は、相手を過去に追い詰めて謝らせるだけの時間。
「次はどうしたら、同じミス防げるかな?」
という聞き方に変えてみ。
③ 「ユーモア」という名の滑油を塗れ
これが関西人の奥義やな。
厳しいことを言ったあとに、ちょっと自分を下げる。
「まぁ、俺も昔はもっとひどいミスして、部長に机蹴られたけどな(笑)」
「これ、俺もよく間違えるねん。お互い気ぃつけような」
自分の失敗談を少し混ぜるだけで、「完璧主義の怖い人」が「親しみやすい先輩」に変わる。
多様な世代と働くための「翻訳機」を脳内にインストールしようや
今の職場には、いろんな人がおる。
- 感情表現が苦手な子
- 正論を言われるとフリーズしてしまう子
- 褒められて伸びるタイプ
俺らの時代は「きつい言い方でも食らいついてくる」奴しか生き残れんかったけど、今はそれじゃ誰もついてこん。
「言い方がきつい」という悩みは、あんたが「相手の言語に合わせて話す」という努力をしてこんかった証拠や。
これができるようになったら、あんたは「切れ味鋭いだけの人」から「人を動かせる真のリーダー」になれる。
まとめ:言葉を丸くすれば、あんたの周りももっと温かくなるで
「言い方がきつい」と悩んでるあんたは、本当は誰よりもチームを良くしたいと願ってる、情熱家なんや。
その溢れる熱意を、そのままぶつけて人を火傷(やけど)させるんは卒業しよう。
- 「クッション言葉」で衝撃を和らげる
- 矛先を「未来」に向けて話す
- 自分の失敗談で場を和ませる
まずはこの3つ。
明日から、一つだけでええから試してみて。
それができた時、あんたの本当の「凄さ」が周りに伝わるようになるで。
あんたの熱い心、俺は買ってるで。
明日からは、ちょっとだけ「言葉のブレーキ」を楽しんでみようや!
人生の後半戦、周りと笑いながら仕事をこなすために、お互い言葉の鞘を磨いていこうな!